ちばの木づかい協議会の工務店さんの様子や、木材に関連する事などを不定期に掲載しています。
千葉県野田市内にある協定工務店「グッドリビング」さんの新築完成見学会に行ってきました。
前回は建築途中にお邪魔して急ぎ足レポートをしましたが、今回は完成ということもありじっくりと見学しました。
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まずは外観とエントランスから
すっきりと晴れた空の青い色がガルバリウムの壁に反射しています。新築ならではです。
たたきは標準施工の砂利洗い出しです。日なたと日陰でずいぶん表情が変わります。
そして中に入ります。
外観からは想像出来ないような室内空間。もちろん ちばの木を使用しています。
構造材や柱にはストックしていた燻煙乾燥材を使用しています。
燻煙乾燥とは、字の名の通りで煙で燻しながら乾燥させる工法で、日本古来の囲炉裏のある茅葺き屋根の民家からヒント得て作られた工法です。
煙の持つ効力は防虫効果のみならず木が持っている能力を最大限引き出します。木の香りや木の肌も魅力的。
珪藻土で作られた壁が映える真壁作り。木とのコントラストも美しいです。
細部にまでこだわりを感じます。
森林組合の規格住宅「ちばの木の家」も標準は漆喰ですのでこのような感じの仕上りイメージかもしれません。
最後に
木の家の良さのひとつに経年で変化していく木の風合いがあります。
新築の頃と10年経った頃、また60年たった頃では随分と変化し味わい深くなります。
木が人に及ぼす効果なども最近は科学的に証明されてきています。
その記事は千葉県森林組合HP内の記事として書きましたので
よろしければご覧ください。
千葉県森林組合HP内senmori blog 「木について」
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千葉県野田市内にある協定工務店「グッドリビング」さんの建築現場にお伺いしました。
この物件は、昨年の11月に上棟を終え、お伺いした時は内装工事で左官屋さんが珪藻土を施していました。
内装はすべて珪藻土の塗装です。珪藻土は厚みにもよりますが適度な湿度を保つ調湿効果があります。
床と天井はすべて無垢の木を使用。今はまだ想像できませんが、きっと素敵な家になる事でしょう。
とても楽しみです。
暖かな日差しに慣れ始める頃、このK邸の完成見学会が行われます。
見学会の詳細は「株式会社 グッドリビング」にてお願いします。